
「はんこ」というと畏まった文書に押すもの、宅配便などの受取書に押すものと言うイメージがあるかもしれません。朱肉を探すのが面倒という人は押すだけで印影を残せるタイプのはんこを利用していますよね。最近は便利なはんこも出てきて、キャップレスで持ち手部分の上を押すだけで印影を残せるタイプが人気です。
ほかにも、名前以外にもさまざまな場面で役立つはんこがあるので、それを紹介しましょう。
蓋を外す手間がないキャップレスなはんこ

はんこを押すとき、以前は朱肉とはんことインクを拭き取るためのティッシュが必要でした。ところが、最近ではインクが出てくるタイプのはんこもあって、どこでも朱肉なしで押すことができるようになりました。忙しいときに「朱肉がない!」と慌てることもなく、スムーズに押せるのはとても良いですよね。
しかし、インクが出てくるということは蓋をしておかないと、ちょっと置いておいたら書類がインクで汚れていたなんて可能性もあります。大事な書類が汚れてしまうと、もう一度作成し直すことになったり、印刷のやり直しになってしまって面倒です。
そこで考えられたのが、手がふさがっていても簡単にはんこが押せる「キャップレスはんこ」です。キャップレスといっても蓋がないのではなく、持ち手のある部分を押すと蓋が上がってインクが十分についたはんこをすぐに押せる、というものだといいます。
「蓋をなくしてしまった!」と困ることもなく、どこにでも持ち歩くことができるし、うっかり書類と一緒に置いておいても安心です。キャップレスはんこは名前だけではなく、いろいろな印影を残せるタイプが作成されています。
はんこは名前だけじゃない!残せる印影には数字や柄もある
はんこというと、「名前を簡単に印影として残せる道具」と考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、実際はさまざまな用途で使用されるはんこがあるため、その種類は驚く数があります。たとえば、日付の印影を残せるはんこはくるくると数字の文字部分を回して押す、というタイプです。
日付を簡単に印影に残せるため、多数の書類へはんこを押さなければいけないときに便利だと学校や会社で使用されています。最近はパソコンなどがあるので少なくなったようですが、まだまだ活躍の場が残っています。学校や会社で使うようなデザインのものではなく、花柄や幾何学模様などの「柄が押せるはんこ」に数字のブロックをはめて日付の印影を残せるものも人気があるようです。
個人の日記や勉強ノートに印影を残すことで、そのページが少し可愛くなったり華やかで大人っぽくなると、ノート好きの人にも人気です。キャップレスはんこにも、名前ではなく数字を印影として残せるタイプのものがありますし、個人だけではなく子供が通う保育園や幼稚園で使用されることもあるといいます。
可愛い柄やイラストを何度でも押せるので、子供たちにも人気があります。このように、はんこは名前を印影として残すだけの役割以外にもいろいろな役目を果たしている道具なのです。
通販でこんなものが買えるの?はんこの世界の楽しさ!
名前の印影を残せる以外にも役割があるはんこについて紹介しましたが、通販にはほかにもいろいろなはんこを見つけることができます。たとえば、コロコロと転がすタイプのはんこは取手がついており、そのときの気分で印影として残す言葉を選んで嵌め変えて使えるのでノートや手紙が好きな人に購入されているようです。
柄はさまざまなものがあるので、いくつか気に入ったものを購入してそのとき使いたいものを嵌め込んで朱肉にコロコロした後は、そのまま紙にもコロコロと転がせば素敵な模様が押されるのでテンションが上がるということで人気があります。
日付を印影として残すはんこにも、インクのカラーが選べるタイプや柄をオーダーできるタイプもあるため、「はんこマニア」の女性に購入する人が多いと言われています。ポン、と押すだけのキャップレスはんこにも、職人が掘った小さな花や美しい漢字が一文字だけ入ったものがあるのですが、それもはんこ好きには人気が高いそうです。
探してみると本当にはんこには沢山の種類があって、綺麗なものからシンプルなもの、便利なものまであることがわかります。「はんこ好き」というマニアの人がハマるのも理解できる多さです。
実際に使ってみて驚いた!はんこの可愛さにキュンとする

実際にキャップレスはんこの便利さを知ったのは、仕事でどうしてもはんこが必要だったのにうっかり忘れてしまったときです。
急遽、はんこを売っているお店で購入したのが「キャップレスはんこ」でした。持ち手の部分をキュ、と押すだけで蓋が持ち上がるのでいちいち蓋を外す手間が省けるのが便利で以前のものよりもよく使うようになりました。
「他にどんなはんこがあるんだろう?」と考えたのがきっかけになり、そこからはんこをいくつか購入しはじめ、今では立派な「はんこ好き」になっています。私が愛用しているはんこは「日付を簡単に変えられるはんこ」です。
四角の枠があり、そこには華やかな柄が彫られているのですが、中央部分に年と月、日付が入っているタイプです。はんこの脇の部分を回すとその数字が回ってその日の日付で押せるようになっています。インクは黒色を購入して毎日書いている「将来の夢ノート」にはんこを押しているのですが、そのはんこを押すときは少しドキドキします。
綺麗に押せたときは嬉しいし、少しかすれてしまっても可愛く感じるからです。毎日のワクワクをはんこからもらっていることは、一度も誰にも話していません。はんこには、こんなドキドキを感じさせてくれる効果もあるようです。
地味なイメージが払拭された!はんこの世界は奥が深い
「はんこ」という道具に、地味なイメージを持っている人は多いでしょう。私も自分がはんこ好きになるまではそうでした。ところが、一度はんこの世界にハマってみると「こんなに奥が深い世界だったとは」と驚きます。職人の手掘りはどれも同じものがなく、世界にひとつだけの「自分だけのはんこ」ができます。
通販で購入できるはんこには、カッコいいものからキュートなものまでいろいろな種類があることがわかりますし、実用的なものには便利さが加わって使い勝手の良いはんこが増えているようです。
用途別で購入しよう!はんこを使うと楽しい
通販で購入できるはんこには、いろいろな用途別に便利さも使いやすさも考えられたものがあります。実用的なだけではなく、日常生活にほんの少し華やかさをプラスしたり、楽しい時間を作ってくれることもある道具が「はんこ」です。
さまざまな種類のなかでも、ひとつは持っていてほしいのがキャップレスはんこ。インクカートリッジを交換すれば繰り返し使えるので、気になったらひとつ購入してみるといいでしょう。